ホームページの効果を倍加!見るべき15のデー タ

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ホームページの効果を倍加!見るべき15のデー タ

ホームページ運用の鍵はPDCAサイクルを回していくことです。
ここでいうPDCAとは
「効果的だったコンテンツは何か」
「どのように喜ばれたか」
「どんな成果をもたらしたか」
といったことを計測・分析し、そのデータをホームページやコンテンツの改善に活かしていくことです。

その改善をどのように明らかにするのか。
次の15のデータを分析することで明確にできます。
例を挙げるながら紹介していきます。

①セッション数

ホームページが訪問された回数を示すデータです。
セッション数が多いのに直帰率が高いとすると、そのホームページは閲覧者の期待を裏切っていることがわかります。


②ユーザー数
ホームページを訪問した人数を示すデータです。
ユーザー数とPV(ページビュー)数が同数の場合、すべてのユーザーが最初の1ページしか見てくれていないことになり、直帰率は100%になります。
コンテンツや導線の見直しをする必要があります。


③PV(ページビュー)数
ホームページで閲覧されたページ数を示すデータです。
ユーザー数よりもPV数の方が多ければ、1人がそれだけホームページ内を回避していることになります。
比例して滞在時間も伸びるため、CVR(成約率)の向上も期待できます。


④集客経路
どのような経路からホームページにたどり着いたかを示すデータです。
Googleやyahoo!からの集客経路が多ければ、自然検索による流入が多いことを意味します。
つまりSEOがうまくいっていると言えます。


⑤デバイス別セッション数
スマホ、PC、タブレットなど、閲覧者がどの端末でホームページを見ているかを示すデータです。
例えばスマホのセッション数がPCを上回っている場合、スマホを意識したコンテンツや戦略が有効だと言えます。


⑥OS別セッション数
どのOS(基本ソフト)からどれだけの数の訪問があったかを示すデータです。
iPhoneのiOSからのセッション数が多いのに滞在時間が短く直帰率が高ければ、スマホページの見直しが急務であることがわかります。


⑦直帰率
最初に訪問したページから他のページに行かず、直接離脱してしまった割合を示すデータです。
直帰率の指標基準は50%程度と考えておきましょう。
これよりも直帰率が高ければ、閲覧者のニーズに応えられていなことを証明しています。
直帰率はGoogleのアップデートに影響を及ぼす重要なデータだと考えられます。
なぜならば、せっかくGoogleが検索者に対してお勧めのページとして紹介したのに、すぐに直帰してしますようなページであれば、Googleが検索者の期待を裏切ったことになるからです。


⑧離脱率
閲覧者が最後に訪れたページになった割合、つまりそのページを見て離脱した割合を示すデータです。
他と比べて離脱が高いページがあれば、閲覧者のニーズに反しているページであるとみられ、改善すべきと考えられます。


⑨新規セッション率
一定の期間内に初めてホームページを訪れた利用者の割合を示すデータです。
自社がリピーターをターゲットにしたWEB戦略を採っているのに、新規セッション率が高いとすると、戦略そのものを見直すきっかけとなります。


⑩再訪問率
一定期間内にホームページに再訪問した利用者の割合を示すデータです。
自社が新規顧客をターゲットにしたWEB戦略を採っているのに再訪問率が高いとすると、戦略そのものを見直すきっかけとなります。


⑪平均滞在時間
どれくらいの時間、ホームページを閲覧(滞在)しているかを示すデータです。
平均滞在時間が短いほど読み応えのないコンテンツでる可能性が高いため、コンテンツ内容の見直しが必要となります。
平均滞在時間の長さはCVR(成約率)と比例すると考えられます。
平均滞在時間とセッション数を合わせて確認すると、そのコンテンツをより正しく評価ができます。
平均滞在時間の指標基準は60秒を目安とするとよいでしょう。


⑫CVR(コンバージョンレート:成約率)
客数に対して、コンバージョン(ホームページの目標)が達成された数の割合を示すデータです。
セッション数が増加しているにも関わらずCVRが増加しない場合、ターゲットにそぐわない集客をしている、もしくわニーズと合致しないコンテンツを作っている可能性が高いです。
セッション数やユーザー数、PV数とCVRを合わせて確認することが肝心です。
CVRの指数基準は0.1%ほどと考えておきましょう。


⑬ページ別セッション数
よくセッション(訪問)されているページを示すデータです。
人気ページランキングとも言えます。
当初の予定通りのランキングであれば構わないですが、人気のページが予想と異なっていると、閲覧のニーズをつかみ切れていない可能性があります。
ニーズの再整理をすることをお勧めします。


⑭キーワード別流入数
どのキーワードでホームページに流入したかを示すデータです。
コンテンツの軸に定めたキーワードでの流入数が少ない場合、キーワードやコンテンツの見直しが必要となります。
流入数が多いキーワードにおける直帰率とCVRを合わせて確認することで、自社のホームページにおける重要キーワードを理解できます。
また集客経路と合わせてチェックすることで、具体的な強化策を打ちやすくなります。

Google Analyticsでは、「Not Set」や「Not Provided」というキーワードが表示されるケースがある。
「Not Set」はGoogleもわからないキーワードであり、「Not Provided」はGoogleが教えないキーワードだと解釈するとよいでしょう。
「Not Provided」についてはGoogle Search Consoleというサービスを使って解析すると、おおよその中身を推測することができます。


⑮応答速度
当該ページを開くのに要する時間を示すデータです。
応答速度が遅いほど、ページが重いことを示します。
画像サイズの見直しやHTMLの修正が急務となります。
応答速度が遅いと閲覧者はもちろんGoogleからも嫌われます。
指数基準値は2秒以内とすると良いでしょう。


以上、15項目を常に見直しならがPDCAサイクルを回して改善に努めていきましょう。

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