お店や企業の死活問題である集客媒体、ポータルサイトの反応がとれなくなってきているのはご存知でしょうか?
もしかしたらコレを読んでる店舗オーナー様は、自分のお店でもそう感じているのかもしれません。
実際、当社のクライアントやセミナー参加者にも多く聞かれる言葉です。
ポータルサイトとは、ホット●ッパーやぐ●なび、●キテンなどの大手飲食系、美容系サイト、●ゃらんや●天トラベル、●るぶなどの旅行系サイト、結婚系サイトなど専門特化系サイトのことです。
なぜポータルサイトに掲載するのか?
今まで、ポータルサイト業者は莫大な広告費をかけてインターネット広告を掲載したり検索上位にサイトを上げる施策をしたりしてユーザーを集めていました。
ユーザーが集まるところに広告主も集まる。これは当然のことです。
お店を掲載する店舗オーナーや企業にも積極的に営業活動をし、お客様とお店がたくさん集まるネット上のショッピングモールのような感じでとても人気があったからです。
集客ができるポータルサイトであれば、わざわざ自社サイトをつくってアクセスを集めるためお金と時間と労力をかけるよりも費用対効果が高かったという訳です。
ポータルサイトの反応が落ちている理由
ではなぜポータルサイトの反応が落ちているのか?
それには5つの理由があります。
1.スマートフォンの普及
お店選びにはパソコン全盛の時代から、今は7割以上がスマートフォンです。特に飲食店や美容系サロンでは9割以上がスマートフォンからのアクセスというデータも取れています。
GPS(位置情報)を使って地図で近くのお店を選ぶことが多くなってきています。
2.SNSの普及
FacebookやInstagramなどSNSが当たり前に日常で使われています。
SNSからの身近な友人、知人からの情報をみて来店、購入の機会が増えたのも原因の一つです。
わざわざ検索してお店を探すよりもタイムラインに流れてきた知っている人がおすすめのお店に行ったほうが安心できるし話題にもなります。
口コミのやらせなどの問題もポータルサイト離れに後押しになっている側面もあります。
3.検索エンジン技術の向上
国内で使われている検索エンジンはYahooとGoogleですが、検索の7割以上のシェアはGoogleというデータがあります。
Googleは、アップデートを繰り返しよりユーザーの求める答えを返す精度を高めています。
今は検索すれば1~2回で目的の情報に辿りつける、そんな画期的な技術革新の時代です。
4.検索スキルの向上
若年層を中心に検索する側のスキルが上がっているのも一つの原因です。
60代以上中高年もスマートフォン普及率が50%以上といわれています。
つまり、ほしい情報をダイレクトに受け取る能力があがっていったのです。
5.動画の普及
インターネット高速通信の普及により動画でもプロモーションも活発になってきました。
Youtubeなどの動画の普及により伝わりやすい情報がダイレクトに伝えらえるのも一つの原因でしょう。
Youtube動画は検索でも上位表示傾向にありますし、Youtube内で直接検索して情報を取捨選択するユーザーも増えています。
これからのどうすべきか
上記の理由をまとめますと、ユーザーの検索スキルが上がりわざわざポータルサイトで探す必要がなくなったということです。
つまり、今までは自社サイトに力を入れていなかったお店や企業も改めて集客方法を見直す必要があります。
特に飲食店や美容サロン、施術院などポータルサイト頼みでの集客法に頼っていたお店は改めてプロモーション戦略を練り直す必要が急務です!
今までのようにポータルサイト頼みで自分たちの個性や強みを消してまで、ポータルサイトの写真サイズ、テキスト数、広告文などの定形枠に合わせるのではなく、“自分たちにあった告知方法”を身につける必要があります。
これからの時代は自分たちのお店に合ったPRをして行く時代なのです。
自社サイト以外にもGoogleマップも注目です。
Google検索すればポータルサイトや自社サイトより上位されますし、Googleが今一番力を入れている事業だけにテレビCMでも莫大な広告費をかけて流行らそうとしています。
“Googleマップでお店探し”まずはこれは当たり前の時代になるのかもしれません。
活用法を知りたい方はセミナーも開催しています。
イベントページ
http://areaweb.jp/googlemap/
いろいろな情報がたくさんある時代に断片的に学ぶのではなく、インターネット集客における基本をしっかりまなび自分のお店や会社にあった宣伝をしていきましょう。
お店の業種や業態に合わない方法をいくらおこなってもお金と時間を無駄にするだけです。
これからやるべきことは3つです
- ネット集客の基本を知り自分のお店や会社にあった集客法をする
- お店や会社の顔になるGoogleマップ整備に力を入れる
- 自社サイトでしっかり個性を打ち出す
以上、今後も自社サイトやGoogleマップの活用方法についてもお伝えしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。